【S10ダブル32位】短期決戦トリル

はじめまして、かねこ(@goldcourage5)です。

去年からダブルを始めました。

これからは対戦相手や自分の構築について記録をつける習慣をつけようと思ったので、構築記事を書きました。

構築経緯にてトリル初心者による考察が垂れ流されますが、読んでいただけたら嬉しいです。

 

目次

 

使用構築と結果

ランクマッチ:S10ダブル 32位 レート2010

オフ会:むしゃおふ 4位(改良前なので構築の中身が少し違います)

最遅悪ウーラオス、バトンイエッサン、スキスワブリムオンが初見殺し要素です。

 

構築経緯とコンセプト

今まで寿司構築しか使っていませんでしたが、チーム戦の大会STAR BURSTにてトリル構築を触りました。

それが楽しかったので、トリルビギナーの自分でも使えそうな簡単なトリル構築をランクマでも使うことにしました。

 

この構築のコンセプトは
「初手でトリルを展開し、トリルターンが切れる前に勝負を決める」

です。

つまり、2ターン目以降にトリルを展開したり、2回目のトリルを展開することを目指したプレイングは原則しません。

なぜなら、難しいからです!!!

俺はAlex Sotoじゃない。

 

このコンセプトを達成するためには主に以下の3つの課題がありますが、それぞれに対策を用意したつもりです。

課題①

初手から高火力アタッカー2体に攻撃され、トリルを展開できずに倒される

→ドレコー、砕ける弱保グレンアルマを相手に警戒させ、火力が高くないサポート要因(トルネロス等)を初手で選出してもらう

 

課題②

トリルを展開した後、アタッカーを安全に着地できない or 着地までに時間がかかる

→イエッサンのバトンタッチで相手の行動を見てから安全にエースを着地させる(なるべく1ターン目に)

 

課題③

まもるやゴリランダー(後投げされてサイコフィールドを消される)の猫騙しでトリルターンを稼がれる

まもるでの時間稼ぎに対しては、最遅鉢巻悪ウーラオスを押し付ける

後ろから投げられるゴリランダーに対しても、イエッサンが倒されずに引けていればサイコフィールドを再展開して対応できる

イエッサンが1ターン目に倒されたとしても、ウーラオスコータスの両エースが並べば片方が猫騙しで止められてもゴリ押せたりする

 

基本選出

私は選出が苦手なので基本選出をいつも決めています。

今シーズンは約8割の試合でそれに従う結果となりました。

初手 イエッサン&ブリムオン

後発 コータス&悪ウーラオス

初手にトリルを展開し、イエッサンはいけそうならバトンタッチ!
すぐにトリルエースを展開して5ターン以内に勝負を決めることを目標とします。

以下の個体紹介はこの基本選出の順番で行います。

 

個体紹介

イエッサン

イエッサン(メス)
特性:サイコメイカ
性格:のんき(B↑S↓)
持ち物:サイコシード
テラス:フェアリー
実数値:177(252)-60-128(252+)-115-126(4)-81

(ASの個体値0)
技:このゆびとまれ / マジカルシャイン / バトンタッチ / トリックルーム

 

初手の展開要員その1

基本的なイエッサンの役割については割愛

バトンタッチで相手の行動を見てからトリルエースの着地&特殊耐久の増強ができてとても偉いです。

初手のイエッサン&ブリムオンを見た相手は基本的にトリル展開されることを受け入れ、トリルターンをやりすごすプランや、フィールドを書き換えて先制技でこちらの動きを制限するプランを立てます。

具体的には、ゴリランダーに交代、積み技を使う、イエッサンを倒さない等です。

そのような行動に1ターン目の後発バトンタッチがとても刺さります!

エースの特殊耐久をあげられるので、2ターン目にバトンタッチしても何とかなります。

 

ブリムオン

ブリムオン
特性:マジックミラー
性格:れいせい(C↑S↓)
持ち物:オボンのみ
テラス:みず
実数値:164(252)-95-124(68)-198(188+)-123-30

(ASの個体値0)
技:マジカルシャイン / サイコショック / トリックルーム / スキルスワップ

 

初手の展開要員その2

主にこいつでトリックルームを展開します。

スキルスワップについてですが、たからっくさんのツイートを見て面白かったので採用しました。

サイコショックはハバタクカミやテツノカイナを大きく削ることができてえらいです。

スキスワによるコータスのサポートができるのはもちろん、悪ウーラオスとの攻めの相性補完が取れています。

ブリムオンに水テラスを切ってでもイエッサンをバトンタッチさせるほうが有効な試合が多かったです。

 

コータス

コータス
特性:ひでり
性格:ひかえめ(C↑A↓)
持ち物:こだわりメガネ
テラス:ほのお
実数値:167(172)-81-160-150(252+)-101(84)-31

(A個体値0、S個体値12)
技:ふんか / ねっぷう / かえんほうしゃ / だいちのちから

 

トリルエースその1

圧倒的な火力ですべてを破壊します。

1度のトリルで試合を決めるにはできるだけ火力が欲しかったので、持ち物はこだわりメガネです。

Sはトリル下でブリムオンに先に動いてもらうために実数値31です。

 

ウーラオス

ウーラオス(いちげき)
特性:ふかしのこぶし
性格:ゆうかん(A↑S↓)
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:あく
実数値:207(252)-187(156+)-127(52)-×-86(44)-91

(S個体値0)
技:あんこくきょうだ / インファイト / アイアンヘッド / ふいうち

 

トリルエースその2

この構築のために最遅厳選をしました。

相手の想定外の素早さ、火力で破壊します。

コータスよりも対策されないため、トリル下A連打だけで勝つ試合が上位帯でもありました!

この構築は寿司対策が甘いですが、悪ウーラオスで2回攻撃することでどうにかしようとしていました。

どうにかならなかったです。

 

調整意図

A:11n

HB:

A189(A特化)珠パオジアンのせいなるつるぎを最高乱数以外耐え

→相手のパオジアンを1度無視して隣を攻撃できる

A167(A特化)合体ヘイラッシャのウェーブタックルを87.5%で耐え

B183(B特化)合体ヘイラッシャのボディプレスを確定耐え

→トリル下で合体ヘイラッシャに2回攻撃できる

HD:

C177(C252振り)化身トルネロスのこがらしあらし(ダブルダメージ)を確定耐え

→D1段階上昇かつ悪テラスタルによって3回耐えられるので、トルネロスを無視してひたすら隣を攻撃できる

 

グレンアルマ

グレンアルマ
特性:もらいび
性格:れいせい(C↑S↓)
持ち物:まがったスプーン
テラス:くさ
実数値:192(252)-65-120-190(220+)-105(36)-72

(ASの個体値0)

技:ワイドフォース / ねっぷう / トリックルーム / まもる

 

選出誘導&補完枠その1

主に以下の状況で選出していました

  • 相手にコータスが見えたとき
  • トリルエースの片方の通りが非常に悪い
  • 相手にリキキリンや貰い火っぽいイエアルマがいるとき

苦手なリキキリンに対しては悪ウーラオスと一緒に出してブラフを仕掛けましたが、ほとんどうまくいきませんでした。

また、選出しなさ過ぎて調整意図を忘れてしまいました...

イエアルマミラーやリキキリンへの対策に寄せた型にしたほうがよかったと反省しています。

 

ドレディア

ドレディア(ヒスイ)
特性:ようりょくそ
性格:ようき(S↑C↓)
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:146(4)-157(252)-95-×-95-172(252+)
技:ソーラーブレード / インファイト / ねむりごな / おさきにどうぞ

 

選出誘導&補完枠その2

主に以下の状況でコータスと一緒に選出していました

  • 相手の初手がカミイーユイ(イーユイ&特殊高火力)であると自信を持てるとき(相手にトルネロスがいないときなど)
  • きつい相手との再戦

カミイーユイに対してですが、基本選出のイエッサン&ブリムオンではブリムオンに水テラスを切る必要があり、バークアウトを打たれてCを下げられるとバトンタッチでコータスに引き継ぐプランも取れないため厳しい戦いを強いられます。

このようなきつい相手にはねむりごなを打っていました!

この構築の上振れ要素です。

 

最後に

この構築には詰め切れていない要素がまだまだあるため、新レギュレーションに合わせて改良していきたいと思います。

そのため、質問やアドバイスがあればぜひ聞かせてください!

ゆくゆくは、トリル構築が抱える課題を選出やプレイングで解決できるようになりたいと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追記

先月の反省から、グレンアルマの型を変えました。

これでリキキリンやイエアルマをしばきます!

レンタルコードは「S6QLDC」です。

 

持ち物:いのちのたま
テラス:あく

実数値:189(228)-65-120-194(252+)-104(28)-72

技:ワイドフォース / ねっぷう / あくのはどう / トリックルーム